<解説>
科名:イネ科(1年性草本植物)
学名:Zea mays L.
特徴
- 生育適温…23℃
- 発芽適温…33℃(15℃以上で発芽する)
- 日長反応…
- 覆土はする。
- 有胚乳種子
- 単子葉植物
- 花粉は風媒(風によって花粉が運ばれる)
- 胚乳を含む種子を食用にする。
- 種子中にはデンプンを多く含む。
- 原産地…メキシコから南アメリカ北部地域
- 雌雄異花で雄花先熟の他殖性種子繁殖作物
- 熱帯から寒冷地まで栽培され,その適応性は広い。
- デント種,フリント種…子実用,青刈用
- スィ−ト種は未熟種子を食用にする。
- 子実は食用,でん粉,油,飼料等に利用される。
- 青刈サイレ−ジ飼料としての利用も多い。
- 未成熟のスウィ−ト種はスウィ−トコ−ンとして,ポップ種はポップコ−ンとしてそれぞれ食用となる。
- 世界のトウモロコシ子実の生産量 3.7億トンのうち,5割弱をアメリカが生産し,その他中国,ブラジル等で生産量が多い。
- わが国では青刈サイレ−ジ用に約12万ha栽培されているが,子実は全量輸入され,大部分が配合飼料として利用される。
|